院長からのご挨拶
【院長】土屋 哲
【施術資格】鍼・灸師、柔整師、AKA療法、カイロプラクター、オステオパス
【スポーツ歴】空手(弍段)、柔道(初段)、テニス、野球
【趣味】ゴルフ(下手だけど)、旅行、ツーリング、ジムでトレーニング
この度は当院のホームページをご覧いただき誠にありがとうございます。
『コスモ整骨院・鍼灸整体院』に行けば何とかしてくれる!
当院はそんな「街の健康相談所」を目指して、2006年6月に開院しました。
「鍼灸師」「柔整師」の二つの国家資格を取得しており、西洋医学と東洋医学を融合した知識と技術で最善の治療を提供いたします。
例えば、柔整師の手技だけでは怪我(外傷)の治療はできますが、怪我以外の病気にはアプローチできません。そのため、東洋医学やカイロプラクティック(西洋カイロプラクティック)の知識が必要となります。
私はもともと整体やカイロプラクティックからこの業界に入ったので、自分の治療技術には自信を持っていますが、現状に満足することなく、進化し続ける治療業界の最先端の研究セミナーにも積極的に参加しています。知識と技術の向上を目指して日々努力しています。
私たちの目標は、人間の自然治癒力を活性化する治療を提供することで、患者様一人ひとりの回復を助けることです。たとえば、症状の 70% を治療できれば、残りの 30% は自分で治すことができます。私の主な目的と目標は、患者が自らの努力によって回復するのを助けることです。
インタビュー
体の不調を感じた時、「整体院がいいの? それとも整骨院に行くべき?」と迷う方も多いのではないでしょうか。「うちに来たら、その迷いは一発で解決しますよ」と、明るくおっしゃるのが、コスモ接骨院・鍼灸整体院(盛岡市緑が丘)の土屋哲院長。「柔整師(接骨師)」と「鍼灸師」のダブルライセンスを活かして、体の不調を訴える患者さんの施術に日々あたっています。
治療においては運動指導も欠かさず実施するという土屋院長ですが、なぜ施術と運動の組み合わせが効果的なのか、そして治療家としてどのように患者さんの症状と向き合っているのかについてお話を伺いました。
1. 元サラリーマン。脱サラしてダブルライセンスを持つ治療家になる
——最初に接骨と整体の違いについてご説明いただいてよろしいでしょうか?
接骨と整体の大きな違いは、保険を使えるかどうかですね。接骨院は保険が適用される治療のみに対応していますが、整体院は自由診療です。
治療的には、接骨院が対象としているのはスポーツや事故などによるケガで、整体院は特に制限を設けずかなりアバウトです。体の不調全般を対象としていると言ってもいいかもしれません。
——先生は元サラリーマンだったということですが、治療家を目指したきっかけは何だったのですか?
柔道と空手をやってまして、ケガをしたりさせたりということを日常的に経験していたんですね。そのうちに人体について興味を持ち始めて、「どうして体は壊れるのだろう」「どうしたら壊れた部分を治せるのだろう」といった疑問がわいてきました。その道のスペシャリストになりたい気持ちが押さえきれないほど強くなり、脱サラして整体カイロプラクティックの学校に入ったんです。
——そうだったのですね。その後どのような経緯でコスモ接骨院・鍼灸整体院を開院されたのでしょうか?
整体カイロプラクティックの学校で1年間学び卒業しましたが、開業するにはもっと知識や技術が必要だと思い、柔道整復師の国家資格を取るため学校に3年間通いました。学校では西洋医学的なものを勉強しましたが、東洋医学にも非常に興味が動きまして、卒業してすぐに鍼灸マッサージの学校に入学したんです。昼は働いて夜は学校で学ぶという生活を6,7年間続けました。
その後見習いとして接骨院で働きながら、経験を積みました。そうした生活をしばらく続けていくうちに、治療家として独立する自信が出てきたので開業準備を進め、開院にこぎつけたのがこれまでの経緯です。
2. 整体・接骨から運動まで一貫して指導にあたるその理由とは
——先生のところにはさまざまな症状を抱えた患者さんがいらっしゃると思いますが、特に「こういう症状を抱えた患者さんが多い」というのはありますか?
厳密に数えたわけではありませんが、腰痛を抱えて来院される患者さんが多いですね。インターネットで「腰痛」と検索して、うちの整体院を見つけて来院というパターンかなと思います。
——腰痛といっても原因は常に同じとは限らないと思いますが、先生は原因の究明から始めるのでしょうか?
はい。よく「ぎっくり腰になった」と言いますよね。でもぎっくり腰って俗称なので、ちゃんと検査・診断する必要があります。例えば、椎間板ヘルニアとか腰椎捻挫による腰痛など施術方法も変わるので、治療前は必ず原因を明らかにします。原因を探らずに痛いからともみ続けても良くなりませんし、飲む必要のない薬を飲み続けることになるかもしれませんからね。
——原因を見つけることが症状を改善する近道なのですね。
そうですね。再び腰痛を例に挙げますが、腰痛が主訴で来られても、安静時痛(自発痛)があるものや、運動感覚障害、膀胱直腸障害、内科疾患等が疑われるタイプは、紹介状を書いて病院で検査していただくように勧めます。けれども、そうしたケースはまれで、原因を明らかにしてそれぞれのプロセスで治療していけば、症状を改善できるものが大半です。
例えば腰部脊柱菅狭窄症(ようぶせきちゅうかんきょうさくしょう)は、薬や手術以外に治す方法はないといわれていますが、症状の程度などを把握し適切に対処することで、手術を回避することも可能なんですよ。
——施術の際に、患者さんに対して特に意識されていることはありますか?
私の場合、接骨や整体の技術に運動療法を取り入れています。普通の整体院でやっている施術を10としたら、私は3~4程度くらいしかしません。あとは患者さんに運動をしてもらって症状を改善していきます。例えば関節の治療ですが、施術で痛みを取り除いたり関節を正しい位置に持っていったりします。その状態で運動を取り入れます。そうすると、患者さんの自然治癒力が発動してどんどん快方に向かっていくんですよ。程度の差はありますが、誰でも自然治癒力を持っています。自然治癒力によって自分でケガを治したり立ち上がったりできるわけです。私の役割はそれを引き出すことだと思っていますし、いくつになっても元気でいるためにも、重要なことだと考えています。私が接骨・整体に運動療法を必ず取り入れるのは、これが理由です。
患者さんには施術をしたあと「こうやって運動してください」と実際に体を動かしながら説明しています。パーソナルトレーニングもできる治療家といったところですね(笑)。
——先生の運動指導に患者さんはついてきてくれますか?
1度言っただけでやる人は、10人中2,3人くらいですね。指導している時は頑張るのですが、やはり“監視の目”がないと忘れてしまったりやらなかったりするんです。その場合は私も一緒に体を動かしながら根気強く指導して、運動を習慣づけるようにしています。
そうしているうちに、「先生、家でも忘れないでできるようになった」「◯◯さん、前よりも動きが良くなったね」といったやり取りが出てきて、痛みがなくなった時は、「よく頑張ったね」と、患者さんと共に喜びます。一方的な治療ではなくて、患者さんも治療に参加し一緒にゴールを目指すのが、当院の特徴かもしれませんね。
——どのような時に「この仕事をやっていて良かった」と感じますか?
やっぱり痛くて何もできなかった人が、治療を受けることによって日常生活動作ができるようになった時ですね。患者さんの喜びがものすごく伝わってきて、こちらもうれしくなります。患者さんの中で腰が痛くて日常生活もままならなかったのに、ゴルフができるまでに回復された方がいて、その喜びは大変なものでした。あまりにも喜びの度合いが大きく、その勢いでゴルフをご一緒しました(笑)。
3. 院長が描く治療家の未来と展望
——接骨から整体、運動指導まですでにいろいろな治療に取り組まれていらっしゃいますが、今後取り組んでみたいことはありますか?
独自の健康観を確立させたいと思っています。何をするにも体が資本ですよね。そして、体を作るのに欠かせないのが運動です。年齢とともに筋肉など筋骨格系機能はどんどん衰えていきますが、運動することによって老化のスピードを遅らせることができます。私は53歳になりましたが、週に3~4回ジムに通って体を鍛えています。そして、去年は仙台で開催されたベストボディジャパンに出場し準優勝したんですよ。運動は体の衰えのスピードを遅らせることを、身を持って証明したと思います。
運動は肥満や高脂血症を改善したり、病気を減らしたりすることにもつながります。体を動かすことの大切さを一つの観念として整理し、体系化したうえで世間に広めていきたいですね。
——最後に、この記事を読んでいる読者さんに向けてメッセージをお願いします!
「症状がひどいから」「年齢だから仕方ない」との理由で、健康づくりをあきらめてほしくないですね。適度な運動を取り入れれば、お年寄りでも体の状態は良くなります。
これから団塊の世代と呼ばれている人たちが年老いて、さまざまな症状が出てくる時代です。私も頑張っているからまだまだ諦めないでくださいと言いたいですし、日本の高度経済成長期を支えた人たちが老後も力強く生きていけるように、末永くそのお手伝いをしたいと思います。
健康づくりの最後の砦になるという気持ちで日々患者さんと向き合っていますので、ゴールを共有しながら一緒に「自分の力でケガを治癒し立ち上がれる体づくり」を目指していきましょう。
院名 | コスモ整骨院・鍼灸整体院 |
住所 | 〒020-0117 岩手県盛岡市緑が丘4丁目1番50号 アスティ緑が丘2階 |
TEL | 019-681-3328 |
駐車場 | アネックスカワトクさんの駐車場がご利用可能です |
アクセス | アネックスカワトク前、バス停「緑ヶ丘三丁目」徒歩1分 |